プロテクションフィルムとラッピングフィルムの違い
まいどー!!アーネストワークス(株) 代表の田中です。
今回は知ってるようで知らないプロテクションフィルムとラッピングフィルムの違いについて詳しくお話ししたいと思います。
どちらも車の塗装面に貼るフィルムといった点では同じです。 しかし用途が全く違います。
まずプロテクションフィルムについて
プロテクションフィルムはその名の通りプロテクトする商品。ボディーを守るフィルムです。
何から?
高速走行中の飛び石や砂埃といった、様々な飛来物から塗装面を守れる他、鳥の糞やバンパーなどのスクラッチキズからも塗装を守ります。
更にはヘッドライトの黄ばみまで防止します。
このようにお車のボディ保護を目的として作られたのがこの無色透明のプロテクションフィルムです。貼っていることはわからないほど現在のフィルムの完成度はレベルが高いです。
そしてたいするラッピングフィルム
ラッピングフィルムは一言でいうとカラーチェンジです。お車のもともとの色に一部だけフィルムを貼ってアクセントを楽しんだり車全体の色をフィルムで変化させます。
プロテクションフィルムのように保護性能ではなく、愛車のドレスアップ、カスタムを楽しむフィルムです。とは言えフィルムを一枚貼るので気持ちばかりの保護はされます。
プロテクションフィルムに比べ厚みは薄く保護を目的としたフィルムではありません。 ですが塗装に比べて色や質感のバリエーションが多く、カーボン柄やクロコダイル柄なんかもできたりします。細かいことを除けば何色でも何柄でも変幻自在です。
どうでしょう?今日から違いがわかりましたでしょうか!!
違いをリストにするとこんな感じ
プロテクションフィルム
- 分厚くて保護性能抜群で様々な外的要因から車を守れる
- 色を変える商品ではない
- 貼っている事すらわからない
ラッピングフィルム
- 薄くて保護性能はほとんどない
- 色変えやイメージチェンジを目的としたファッション的な用途のフィルム
- 色がついているフィルムでボディを包むので塗らない塗装の様な存在
しかしそんな中、近年色付きのプロテクションフィルムが一部販売され始めてきました。
そこで問題になる点がいくつかあります。まず一番の問題は色がつこうがプロテクションフィルムはプロテクションフィルム。かなりの厚みがあります。
そのため端部の処理がラッピングフィルムのように巻き込んだりできません。例えばですがもと色がホワイトカラーだったとして黒いプロテクションフィルムを貼ってみましょう。
角はどうしますか?
角やクリアランスの狭い隙間にはフィルムが分厚くて巻き込んだりできません。よって全体が黒くカラーチェンジしたのにも関わらず隙間や角は白いままです。
なので基本的に黒以外のお車に色付きのプロテクションフィルムを貼ることはお勧めできません。
黒い色は角が見えようが隙間が出ようが陰になるからそんなに目立たないのです。そんな感じで同じフィルムでも用途がかなり違います。
施工を検討されている方は気を付けてフィルムを選択しましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!